ローソンが埼玉県秩父市でドローン配送の実証実験を開始、物流の省人化と効率化を目指す。
要約するとローソンは10月29日、埼玉県秩父市において、ドローン配送の実証実験を2025年1月以降に行うことを発表しました。
この実証は、物流業界の省人化を目指し、特に山間地域における配送の効率化を図るものです。
秩父市では、人口減少に伴い配送トラックのドライバー不足が深刻化しており、配送コストが高騰しています。
トラックの積載率が低下し、配送効率が悪化している現状を受け、ドローンを活用することでこれらの課題を解決する狙いがあります。
具体的には、物流営業所からの荷物をローソン店舗や道の駅などの中継拠点に集約し、そこからドローンで個人宅へ直接配送する仕組みを導入します。
また、ローソンの移動販売車両も活用し、ラストワンマイル配送を行います。
使用するドローンは、モバイル通信を利用した遠隔自律飛行が可能で、電波が届きにくい地域では衛星ブロードバンド「Starlink」を活用して通信環境を確保します。
この実証実験は、ローソン、KDDI、KDDIスマートドローン、ちちぶ結いまち、埼玉県秩父市の5者が共同で実施し、ローソンは2025年度以降のドローン配送の拡大を目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3a8a20efe66d89e98a50960e3c7353e134a5fd27