北朝鮮軍約2000人がロシア西部に移動中で、激戦のクルスク州での戦闘が激化。ロシアは人海戦術で多くの犠牲者を出しており、北朝鮮軍の投入が戦況をさらに悪化させる恐れがある。
日本の共同通信が24日に伝えたところによれば、ウクライナ軍の情報筋がこの事実を確認しており、北朝鮮軍の第1陣がロシア西部のクルスク州に向かっているとのことだ。
北朝鮮軍はロシア東部のウラジオストクで訓練を受けており、シベリア横断鉄道を利用して約1週間でクルスク州に到着する見込みである。
クルスク州は現在、ウクライナ軍が占領中であり、戦闘が激化している地域の一つである。
専門家は、北朝鮮軍が今後、ウクライナ東部の激戦地に送られる可能性があると予想している。
さらに、ドネツク州でも一進一退の状況が続いており、北朝鮮軍の特殊部隊がロシア軍の部隊と交代する可能性も示唆されている。
これにより、無理な戦闘が行われ、多くの死傷者が出ることが懸念されている。
ウクライナ戦争が始まって以来、ロシア本土が戦場となるのはこれが初めてであり、ウクライナは今年8月にロシア国境を越える奇襲攻撃を行い、クルスク州の一部を占領した。
双方は機甲部隊やドローンを投入し、激しい戦闘が続いている。
ロシアは「ミートグラインダー」と呼ばれる人海戦術を採用し、大規模な兵力を投入しているが、これにより多くの犠牲者が出ている。
英国防省によると、ロシア軍の月間最大死傷者数は増加しており、9月には1日の平均死傷者数が1271人に達し、3万人以上の死傷者が出たとされている。
戦況はますます厳しくなっており、北朝鮮軍の投入がさらなる影響を与えることが懸念されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e0f730e2891cdcce2de20aa9d36ee0cdc9674bf9