韓国国防部が北朝鮮軍のロシア派兵について報告。先発隊が前線に投入された可能性があり、挑発行為の準備も進行中。米大統領選前後にICBM発射の可能性も示唆。
要約すると韓国国防部の国防情報本部は、30日に行われた国会情報委員会の国政監査で、ロシアに派兵された北朝鮮軍の動向について報告を行った。
報告によると、北朝鮮軍の一部先発隊が前線に投入される可能性があるものの、具体的な情報は確認されていない。
また、北朝鮮兵に戦死者が出たとの報道については、裏付ける情報はないと説明した。
北朝鮮軍の編成については、独自に戦闘を行うのではなく、ロシア軍と混合編成される可能性が高いとされ、言語や地域の問題から独自行動が難しいと指摘された。
さらに、ロシアと北朝鮮の関係は「血盟関係へと根本的に変化している」とし、北朝鮮がロシアの先端軍事技術を受け入れ、通常型戦力の近代化を進めると分析されている。
北朝鮮の挑発行為については、11月の米国大統領選前に核問題を目立たせるための試みがあるとされ、豊渓里の核実験場の内部準備が完了していることも明らかにされた。
さらに、宇宙発射体やICBM級の長距離弾道ミサイルの発射準備もほぼ整っており、移動式発射台(TEL)が配備されたことも報告された。
ただし、発射台に装着された状態ではないとのこと。
大気圏再突入技術を検証するためにICBMを発射する可能性もあり、その発射時期は米大統領選前後になると予測されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/14e87a9facfd5346744b2b0a032e901ace8b7153