「英国人の手紙」東京国際映画祭での魅力と制作秘話

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第37回東京国際映画祭で「英国人の手紙」のティーチインが行われ、プロデューサーや監督が作品の魅力を語った。アンゴラの歴史を背景にしたこの映画は、フィクションと詩が融合した独自のスタイルで描かれている。

要約すると第37回東京国際映画祭で行われた「英国人の手紙」のティーチインでは、プロデューサーのパウロ・ブランコ、監督のセルジオ・グラシアーノ、主演俳優のジョアン・ペドロ・バスが登壇し、作品について語った。

本作は、詩人ルイ・ドゥアルテ・デ・カルバーリョの著作を基にしており、彼の作品を手がけたブランコがプロデュースを担当。

物語は、カルバーリョが父の残した文書「英国人の手紙」を探す過程で、ポルトガルの植民地だったアンゴラの歴史を描いている。

ブランコは、原作者との親交が深く、10年の歳月を経てこのプロジェクトが実現したことに感慨を示した。

カルバーリョの経歴についても触れ、彼が多様な都市で生活し、アンゴラの歴史をフィクションに仕立てる才能があったことを称賛した。

グラシアーノ監督は、アンゴラ人としての視点を大切にし、風景の美しさや感情を映し出すことに力を入れたと語った。

また、作品はフィクションと詩が融合した形で構成されており、1975年のアンゴラ独立の歴史も背景にある。

ブランコは、映画にはノスタルジーや遊牧民の生活が描かれていることを強調した。

さらに、アンゴラの役者との共演が新鮮な体験であったとジョアンは述べ、ブランコは自由な映画づくりのスタイルを回顧し、グラシアーノ監督が自身の夢を実現できたことに誇りを持っていると語った。

映画祭は11月6日まで開催される。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/33ccc1dd6f2b1c0d9648574ce7fb5f9a1672c3a0

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