衆院選で維新は大阪では強さを見せたが、全国的には票を減らし、立憲民主党や国民民主党に大きく水をあけられた。自公との政策の差別化が求められている。
立憲民主党や国民民主党がそれぞれ大躍進を果たす中、維新は44議席から38議席に減少した。
比例票の全体は前回よりも減少し、維新も約294万票の減少が見られた。
特に大阪では、維新の支持基盤である近畿ブロックでも約56万票減少しており、これが党の成績に影響を及ぼしている。
自民党と公明党の票が減少する中で、国民民主党やれいわ新選組が票を増やす様子が見受けられ、維新は自公の自滅を受けることができなかった。
政策面では維新と国民民主に類似点が多いものの、維新は「政治とカネ」の問題で自公と近いイメージを持たれ、得票数を下げる結果となった。
また、維新内部の混乱も有権者の失望を招いた要因と考えられ、今後は自公との明確な差別化を図ることが重要である。
自公が減少した票を維新が奪取できていれば、党勢の回復につながった可能性があった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/54df37a4e7988713cf736bee73653defd5667c3a
維新の衆院選の敗北に関するコメントでは、党のリーダーシップや方向性に対する疑問が多く寄せられていました。
特に馬場代表の言動が自民党との違いを感じさせず、党のブランドが損なわれたという意見がありました。
また、大阪以外の地域での支持が薄れたことも指摘され、万博や知事の問題が影響したとの見方がありました。
維新が改革政党としての顔を失い、ただ議席を確保するだけの政党に見られてしまったことが、支持率低下の要因とされていました。
今後の戦略としては、党の原点に戻り、改革を進めることや、政策の明確化、人材育成が求められるという意見が多く見られました。
また、国民民主党との違いを明確にすることが重要であるとの指摘もありました。
全体として、維新は自民党の補完勢力としてではなく、独自の立ち位置を確立する必要があるとの声が強調されていました。