ロシア軍が北朝鮮兵と少数民族を区別するためのビラを配布し、識別が難しいことが報じられた。クルスク州での戦闘が続く中、北朝鮮兵の人数は増加している。
このビラには、北朝鮮兵、ヤクート人、トゥバ人、ブリヤート人の顔写真が掲載されており、ロシアの少数民族と北朝鮮兵の識別が難しいことを示している。
ビラはクルスク州で配布されたもので、ウクライナ軍の支援団体であるリトアニアの非営利団体「ブルー・イエロー」の代表が入手した。
ビラの内容は、上段に「味方を区別せよ」とのタイトルがあり、下に4人の男性の顔写真が順に並べられている。
ヤクート人はサハ共和国、トゥバ人はトゥバ共和国、ブリヤート人はブリヤート共和国に居住する民族であり、彼らは外見的に似通っているため、識別が難しいとされている。
このビラは、北朝鮮兵士に似た顔を持つロシアの少数民族との区分を目的として自国軍に配布されたと考えられている。
クルスク州は、ウクライナ軍が8月に進入し、以来ロシア軍と交戦が続いている激戦地である。
米国務省の報道官は、北朝鮮兵がクルスクに派遣された人数は8000人から1万人に達していると述べている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/38d6914bdc38591eb9676d55bfd4c267d140032c
ロシア軍が北朝鮮兵士を識別するために配布したビラに関して、ネット上では多くの意見が交わされました。
コメントの中では、ロシアの少数民族と北朝鮮兵士の顔立ちが似ているため、識別が難しいという指摘がありました。
また、戦場での友軍相撃のリスクが高まる可能性や、実際には北朝鮮兵士がロシア兵を識別する必要があるとの意見もあり、識別の意義に疑問を呈する声が多く見られました。
さらに、民族の違いや言葉の壁が存在する広大なロシアにおいて、識別が果たして可能なのかとの懸念もありました。
このように、ビラ配布の背景には、民族的な類似性や戦場での実際の状況が影響していると考えられます。
全体として、識別行為の無意味さや、戦場での実情に基づく意見が多く寄せられたことが特徴的でした。