自動車保険と自賠責保険の違いを解説。自賠責は強制保険で、事故時の被害者救済が目的。任意保険は選択制で、幅広い補償を提供。
自賠責保険は、事故によって他人にケガをさせたり死亡させたりした際に、その被害者を救済するための強制保険です。
自動車を所有する者は必ず加入しなければならず、加入していない場合は厳しい罰則が科せられます。
具体的には、1年以下の懲役または50万円以下の罰金、さらには免許の停止処分があり、車検も通過できません。
自賠責保険が支払う保険金は対人賠償に限られ、死亡の場合は3000万円、ケガの場合は120万円、後遺障害は障害の等級に応じて75万から4000万円となっています。
しかし、自賠責保険では自身のケガや対物賠償はカバーされません。
これに対して、任意保険は自分で選択し加入するもので、対人・対物・自分自身への補償を含む幅広いカバーを提供します。
任意保険の加入は義務ではなく、必要に応じて選ぶことができます。
任意保険の保険金は、自賠責保険の支払いを超える部分に対して適用されるため、万が一自賠責保険が無効の場合、相手に対する賠償金は自己負担となる可能性があります。
このように、自賠責保険と任意保険はそれぞれ異なる役割を持っており、両方の保険に加入することが重要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fb6ffdb130c00fa7a3ed6c13bf31113d586f6074
自賠責保険と任意保険の違いに関するコメントでは、保険の加入状況やその重要性について多くの意見が集まりました。
まず、自動車の任意保険加入率が90%に達していることが述べられ、10台に1台は任意保険に未加入である現状が指摘されました。
この中には無車検の車も含まれている可能性があり、特に高齢者が運転する無保険車両のリスクについての懸念が表明されました。
さらに、自賠責保険だけでほとんどの人身事故がカバーできるため、両者を合体させる意見に対しては慎重な意見もあり、保険料が上がるだけのデメリットが強調されていました。
また、財務省による自賠責保険料の流用問題が取り上げられ、国民が支払った保険料が一般財源に流用されていることへの不満が示されました。
このため、国民は自賠責保険料を払い続ける義務がある中で、財務省の対応への疑問が呈されました。
加えて、自賠責保険が義務であることを知らない人が運転することへの警鐘が鳴らされ、運転者としての責任感の重要性が強調されていました。
全体として、保険制度の理解や無保険運転のリスク、そして財務省の透明性が求められる内容が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
現在、自動車の任意保険加入率は90%です、単純に10台に1台は加入していないのです。
自賠責と任意保険を合体しろっていう人多いが、殆どの人身事故は自賠責で事足りてるって知らない人多い。
財務省は国民が払った自賠責保険を一般財源に流用し、まだ6千億円を返していないそうですね(酷)
最近は車検すら受けない無車検状態の車もシレ〜ッと走っているから、自賠責保険すら未加入なのもチラホラいるからね。
自賠責は義務だけどそれだけじゃまかなえないから任意保険に入る。