田中裕子が映画「本心」の舞台あいさつで過去の撮影エピソードを語り、吉田喜重監督のユーモアある指示に笑顔を見せた。映画制作の変遷についても考察した。
要約すると女優の田中裕子(69)が、映画「本心」の公開舞台あいさつに出席し、過去の作品や映画制作の思い出を語った。
田中は、池松壮亮が原作を読んで映画化を提案したことからこの作品が生まれたと説明。
彼女は、池松演じる主人公の母・秋子を演じ、彼女は「自由死」を選び、死後にヴァーチャルフィギュアとして復活する役どころである。
田中は1979年にデビューし、多くの作品に出演してきたが、映画制作の現場の変遷についても触れ、「自分で変えたこと、変えられたことはない」と語った。
また、過去の作品「嵐が丘」の撮影時のエピソードも披露。
吉田喜重監督との撮影では、霧の演出を待つために長時間かかり、演技が長引いた際に監督が「早く死になさい!」と冗談交じりに指示したことが印象に残っていると笑顔で振り返った。
田中は、当時は特殊効果を使わず自然の要素を大切にした撮影スタイルがあったことを強調し、現代の技術と比べて、映画作りに対する思いの違いを感じている様子だった。
石井監督もその点に共感し、映画作りにおける技術と情熱の重要性について意見を交わしていた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/828e450183099231ac414263f71eb8491a4072ca