ロシアと北朝鮮、軍事同盟の締結とその影響

ロシアは北朝鮮との新たな軍事同盟を結び、相互に軍事支援を行うことを規定した条約を批准。これにより両国の安全保障協力が強化される。

要約するとロシアのプーチン大統領は9日、北朝鮮との新たな「露朝包括的戦略パートナーシップ条約」を批准する法案に署名した。

この条約は、両国が武力攻撃を受けた際に相互に軍事支援を行うことを規定しており、事実上の軍事同盟を形成するものとなる。

条約の発効には、両国による批准書の交換が必要で、無期限の期間が設定されている。

条約には、武力紛争が発生した場合の相互支援に加え、一方の国が他方に不利益を与える協定を第三国と結ばないことも含まれている。

プーチン氏は、条約に基づいて露朝が合同軍事演習を行う可能性についても言及しており、これにより北朝鮮軍がウクライナ侵略を続けるロシアに派兵される可能性が高まっている。

特に、ウクライナ軍の越境攻撃を受けるロシアのクルスク州に北朝鮮軍が投入されたことは、この条約の規定に基づくものとみられている。

条約の発効に伴い、2000年に締結された露朝友好善隣協力条約は失効する見込みであり、両国の安全保障協力が一層強化されることが期待される。

プーチン氏はこの条約を6月に北朝鮮の金正恩総書記との会談で合意しており、10月14日には法案を下院に提出していた。

上下両院は6日までに法案を可決しており、今後の国際情勢に影響を与える可能性がある。

ネットのコメント

ロシアと北朝鮮の軍事同盟に関するコメントは、両国の利害が一致した結果として捉えられました。

北朝鮮は、ロシアの持つ資源や軍事技術を求めており、ロシアは北朝鮮の兵力や兵器を手に入れることで自国の戦力を強化しようとしているという見方がありました。

特に、北朝鮮は常時戦時体制にあり、兵器生産システムが充実しているため、ロシアにとっては非常に都合の良い条件が整っているとされました。

一方で、双方の関係が強固なものではなく、裏切りのリスクも存在するとの意見がありました。

北朝鮮は中国の影響を嫌い、米国に対抗するためにロシアと手を組む必要があったと考えられましたが、ロシアも北朝鮮を利用する形で、最終的には両国の関係がどのように変化するかは不透明であるとの指摘がありました。

さらに、ウクライナ情勢や国際的な安全保障に対する懸念も表明され、特に第三次世界大戦の可能性が高まっているという意見もありました。

このように、ロシアと北朝鮮の軍事同盟は、国際情勢に大きな影響を及ぼす可能性があると考えられました。

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