トヨタがSEMAショー2024で発表した『タンドラ』の特別仕様車は、スポーツ観戦向けにカスタマイズされ、5台の55インチスクリーンや特注オーディオシステムを搭載しています。これにより、観客はより没入感のある体験を楽しめます。
このカスタム車両は「アルティメイト・テールゲート・タンドラ」と名付けられ、スポーツファンや野外イベント参加者向けに設計されています。
トヨタはNFLの公式自動車パートナーとしての立場を活かし、観客が試合をより没入感を持って楽しめるようにこの車両を開発しました。
テールゲートとは、スポーツイベントの開始前に駐車場で行われる観客たちの集いのことを指し、この文化からインスピレーションを得ています。
試合開始時には、スイッチ一つで荷台から特製のステージが立ち上がり、5台の55インチ防水スクリーンが現れます。
これらのスクリーンは、観客があらゆる角度から鮮明な映像を楽しめるよう配置されています。
また、180 Dual + R-Fillerキャノピーが185平方フィート（約17.2m2）の日よけスペースを提供し、快適な観戦環境を整えています。
音響面では、JBL Club Marineシリーズをベースにした特注オーディオシステムを搭載しており、Club Marine A5055アンプが4台のタワースピーカーを、Club Marine 600アンプが2台の10インチサブウーファーを駆動し、臨場感あふれるサウンドを実現しています。
さらに、オンボードの衛星Wi-Fiシステムが試合中継へのアクセスを可能にし、静音設計の発電機が電力を供給します。
これにより、アルティメイト・テールゲート・タンドラは完全に自己完結型のモバイルエンターテイメント車両となっています。
トヨタはこの革新的な車両を通じて、テールゲート文化に新たな高みをもたらし、タンドラのパワー、革新性、エンターテイメント性の完璧な融合を追求しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/45ab9a23dc4f830b6ad878ed2b47bf35307845f2