西宮市は、粗大ゴミをメルカリで販売し、ゴミ処理費用を年間59億円削減を目指すユニークな取り組みを行っています。
要約すると兵庫県西宮市では、年末の大掃除に伴い増加する粗大ゴミの処理費用を削減するため、ユニークな取り組みを行っています。
環境省のデータによると、日本全国で年間約4034万トンのゴミが出ており、その中でも粗大ゴミは約57万トンに達します。
この粗大ゴミの処理にかかるコストは、なんと年間約59億円。
西宮市は、まだ使える粗大ゴミをフリーマーケットアプリ「メルカリ」で販売することで、リユースを促進し、ゴミの減量を目指しています。
具体的には、市民から収集した粗大ゴミを選別し、販売可能なものをメルカリショップスに出品しています。
出品された商品は、机や釣り竿、ゴルフセットなど多岐にわたり、購入者は直接引き取りに来る必要があります。
この取り組みは、過去2年間で約60点を販売し、売上は約8万5000円に達しましたが、主な目的は金銭的な利益ではなく、ゴミの減量とリユースの意識を高めることです。
西宮市の環境局は、このプロジェクトを通じて、捨てる以外の選択肢を市民に知ってもらうことを重視しており、持ち帰りやメルカリでの販売を通じて、ゴミ処理にかかるコストを少しでも減らす努力をしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f32ae48229c5e9571e69237af92fb4c38b5a9b9d