岩屋外相がウクライナを訪問し、シビハ外相と会談。安全保障の情報共有やエネルギー支援を強調し、両国関係の強化を図る。
要約すると岩屋毅外相は16日、ウクライナの首都キーウを訪れ、シビハ外相との会談を行った。
この会談は、ロシアによる侵攻が長期化する中で、日本がウクライナへの支援を継続する意志を示す重要な機会となった。
会談後、両国は安全保障分野における情報共有を目的としたハイレベル安保政策対話を開催することを発表し、今後の協力関係の強化を図る意向を示した。
さらに、岩屋外相はウクライナのゼレンスキー大統領とも面会し、支援の具体的な内容についても話し合った。
特に、厳しい冬を迎えるにあたり、エネルギー分野での支援として大型変圧器や小型発電機の提供について説明した。
また、岩屋外相はシュミハリ首相を表敬訪問し、日ウクライナ間での機密情報の交換を可能にする「情報保護協定」の署名式にも立ち会った。
これは、10月に発足した石破内閣の閣僚がウクライナを訪問する初の機会であり、トランプ次期米大統領がウクライナ支援に消極的な姿勢を見せる中で、日本がウクライナへの支援を継続する姿勢を強調することとなった。
また、会談では北朝鮮によるロシア派兵といったロ朝の軍事協力についても議論され、地域の安全保障に関する懸念が共有された。
これにより、日本とウクライナの関係が一層深まることが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c72f1ca6df5943b588f81ec2352b22e3f69b80d9