尹大統領がMIKTA首脳会合で国連決議の支持を呼びかけ、北朝鮮とロシアの軍事協力に言及。国際協力の重要性を強調。
要約すると尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、2023年10月18日にブラジル・リオデジャネイロで開催された主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため、MIKTA(韓国、メキシコ、インドネシア、トルコ、オーストラリアの中堅国家協議体)の首脳会合に参加しました。
この会合では、北朝鮮のロシア派兵や朝ロ間の軍事協力に関して、国連加盟国が国連憲章および安全保障理事会の決議を支持するべきだと呼びかけました。
尹大統領は、地政学的な危機が続く中で、国際法の原則や多国間主義、国際協力を重視し、すべての人々にとって安全で平和、正義と平等、包摂的で持続可能な繁栄のある世界を目指す意志を再確認しました。
発表文では北朝鮮やロシアに直接言及はされていないものの、「多くの危機と地政学的対立の時期」という表現を通じて、朝ロ問題に間接的に触れています。
大統領室は、この発表が北朝鮮の派兵やロシアとの不法な軍事協力に対する国際的な懸念の高まりを反映していると説明しました。
MIKTAは、2013年の国連総会外相会談を契機に設立され、今年で11年目を迎え、尹大統領は2022年から3年連続でこの会合に出席しています。
MIKTAの首脳たちは、地域及び国際的な課題に対する創造的な解決策を追求し、国際的な議論に積極的に参加する意志を再確認しました。
また、G20に対する協力の重要性も強調されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/505ca4104730b4dae28a37a4f3faf15b43bffa83