BMWがディーゼル車8車種のリコールを発表。EGRモジュールの不具合で冷却水漏れが発生し、火災の危険性も。エンジン制御プログラムの変更で対策を講じる。
対象となる車種は『320d xDrive』、『320d xDrive Tr』、『523d』、『523d xDrive』、『523d xDrive ツーリング』、『623d ツーリング』、『X3 xDrive20d』、そして『X4 xDrive20d』です。
リコールの理由は、排気ガス再循環装置（EGR）モジュールに不具合があり、製造工程におけるばらつきが原因で冷却水が漏れる可能性があるためです。
この漏れが発生すると、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混ざり、EGRモジュール内部に堆積物が形成されます。
さらに、これが高温になってインテークマニホールドに流入し、付着することで、最終的にはインテークマニホールドが溶損する危険性があります。
最悪の場合、火災が発生する可能性も指摘されています。
BMWはこの問題に対処するため、全車両のエンジンコントロールユニット（DDE）のプログラムを対策プログラムに書き換える改善措置を実施します。
このプログラムにより、冷却水の漏れやエンジン過熱を早期に感知し、警告灯を点灯させる仕組みが導入されます。
また、インテークマニホールドの溶損が拡大する前に保護機能が作動し、エンジンの出力を制限することも計画されています。
警告灯が点灯した場合は、EGRモジュールの点検を行い、必要に応じて交換を行うことになります。
なお、これまでに不具合は2件発生していますが、事故は報告されていません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/74a2d18d6cefd3b5345151e0954d03f80555f8bf
BMWのディーゼルエンジン車に関するリコールが発表された際、コメントではリコール対応の迅速さや誠実さが高く評価されていました。
多くのユーザーは、リコールを隠さずに対応する姿勢がブランドへの信頼感を向上させていると感じていました。
特に、日本のメーカーと比較して、透明性のある対応が好意的に受け取られていたようです。
また、リコールや欠点があることで、逆に車に対する愛着が湧くという意見もあり、BMWの「完璧すぎない」ところが魅力であると語られていました。
国産車は無難であるため、つまらなさを感じることがあるという意見も見受けられ、ユーザーは欧州車の独自の魅力を強調していました。
さらに、リコールに関連する不安や問題も示されており、チェックランプの点灯や部品の不具合についての懸念も寄せられていましたが、全体としてはBMWのブランドに対する信頼感が強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
リコールを速やかに届け出て対応するのは、ブランドとしての誠実さを示している。
車にはこれくらいの「欠点」や「癖」があるほうが愛着が湧く。
こうしたリコール対応も含めて欧州車には独自の魅力がある。
新車装着タイヤがハンコックになっているのを見て、愕然とした。
ユーザーだけど燃えるのくらいじゃ別に驚かんよ。