Netflixの「極悪女王」が80年代女子プロレスを再評価し、特需を生んでいます。ダンプ松本を描いたこのシリーズは大ヒットし、関連イベントも盛況です。
このシリーズは、日本一嫌われた悪役レスラー、ダンプ松本の半生を描いており、9月19日に世界190カ国以上で配信され、国内で3週連続の視聴率首位を記録する大ヒットとなりました。
ダンプを演じたゆりやんレトリィバァは、役作りのために約40キロの体重増加を果たし、作品への期待感を高めました。
企画・プロデュース・脚本を手掛けた鈴木おさむと総監督の白石和彌の初タッグも話題を呼び、SNS上では絶賛の声が相次いでいます。
配信から2カ月が経過し、視聴ランキングは圏外になりましたが、関連するYouTubeやSNSの考察動画は増加中です。
特に、ダンプ松本やその後輩レスラーたちへのオファーが増え、11月の第3週には女子プロレス関連のイベントが盛況を呈しました。
16日に放送された「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」や、18日の「しゃべくり007」では、ダンプや昭和のレスラーたちがスタジオに集結し、懐かしのトークが繰り広げられました。
この収録はSNSでトレンド入りし、視聴者からの熱い反響を呼びました。
さらに、19日には長与千種が「踊る!さんま御殿!!」に出演し、21日には老舗スポーツ雑誌「Number」が女子プロ特集を組むなど、80年代の女子プロレスの熱狂が再び注目されています。
ノンフィクションライターの柳澤健氏は、このリバイバルが令和の女子プロ人気につながることを期待しています。
Z世代が昭和のプロレスを体験し、現代の女子プロ団体を調べる流れが生まれているとのことです。
極悪特需が生まれ、女子プロレスの未来に期待が寄せられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3119715deb765a0289e42f96cd5967447d5990ca