国税庁が令和7年1月からスマホの生体認証を使って「e-Tax」を簡単に利用できるようにすることを発表。手続きが大幅に簡略化される。
この新機能により、マイナンバーカードをスマートフォンで読み取らなくても、申告書の作成や「e-Tax」への送信が可能になります。
従来は、申告書を送信する際にマイナンバーカードをスマートフォンにかざし、電子署名のためのパスワードを入力する必要がありましたが、これが煩雑であったため、多くの利用者が手間を感じていました。
新たに導入される「スマホ用電子証明書」を利用することで、あらかじめ登録した端末ではスマホの生体認証を使ってパスワードを入力する手間を省くことができます。
つまり、一度設定を行えば、マイナンバーカードを取り出して読み取る必要がなくなり、手続きが簡略化されます。
この「スマホ用電子証明書」の仕組みは令和5年5月から提供されており、現在約200のAndroid端末で利用可能です。
また、iOS版も来年春にリリースされる予定です。
さらに、令和7年1月からは「e-Tax」が便利になる他の改善点も発表されており、マイページでの各税目に関する情報が拡充され、過去に提出した贈与税申告書の参照が可能になります。
加えて、令和7年4月にはゆうちょ銀行の口座振替依頼書をオンラインで提出できるようになり、令和7年5月にはマイページの税務代理人への利用も拡大される予定です。
これらの改良により、e-Taxの利用がさらにスムーズになることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d04a0575a4c981d4814b5c2329fbe244ac6d4ab4
スマホを使ったe-Tax申告の簡便さについて、賛成の声と反対の意見が交錯していました。
多くのコメントでは、スマホでの申告が便利になっていると感じている人が多く、特に電子証明書の搭載が進んだことで、マイナカードを使わずに手続きができることを歓迎していました。
「毎年だんだん便利になっている」といった意見もあり、今後のさらなる改善を期待する声がありました。
一方で、従来の方法を支持する意見もあり、特にセキュリティ面での懸念が強調されていました。
スマホでの本人認証が不安で、マイナカードを使ったオフラインの手続きが重要だと考える人もいました。
また、スマホ用の電子証明の機種制限や手続きの煩雑さに対する不満も見受けられ、「スマホでできるならマイナカードは要らないのでは」といった矛盾を指摘する声もありました。
税金の手続き自体が面倒だと感じる人も多く、国民が税について理解する機会が少ないことを問題視する意見もありました。
全体として、便利さを評価する意見と、セキュリティや手続きの煩雑さを懸念する意見が対立している様子が伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
Androidに電子証明書搭載してマイナポータル見るのも楽になりました。
e-taxでもカードかざさなくて良くなるのはありがたいです。
スマホで出来るならそもそもマイナカードは要らないという事でしょう。
スマホ用電子証明はマイナポータルより機種制限が増えている。
確定申告とか面倒くさいので、全部消費税にしてください。