ウクライナ国防省が北朝鮮兵に投降を促すビラ配布計画を発表。人道的な捕虜扱いを約束し、戦意を喪失させる狙い。
この計画では、北朝鮮兵がウクライナとの戦闘に投入された場合、前線で朝鮮語のビラを配布し、投降を呼びかけるというものだ。
ウクライナ側は、捕虜の人道的な取り扱いを約束し、北朝鮮兵の戦意を喪失させる狙いがあると説明している。
情報総局で捕虜の取り扱いを担当するマトビヤンコ報道官は、北朝鮮兵が独裁体制の抑圧下にあり、戦闘に参加することが母国から逃れる好機と捉えられる可能性があると分析している。
さらに、戦闘中の北朝鮮兵が戦争犯罪に関与しているかどうかを調査する必要はあるが、ロシアとの戦争が終結した後に脱北者として保護する可能性も示唆している。
ウクライナ側は、ロシアが侵攻を開始した2022年から、ロシア兵に向けた投降の相談窓口を設置しており、電話や通信アプリを通じてロシア軍部隊からの脱出経路を案内してきた。
しかし、北朝鮮兵がスマートフォンを所持していない可能性もあり、ウクライナ側への接触が難しいことが懸念されている。
それでも、マトビヤンコ氏は「ロシア軍から通信機器が支給されている可能性もある」と指摘し、ビラを通じて部隊を離れる決断を促す意向を示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2041c48754cecdae4d55671afc41bf6a81e5e82c
コメントでは、ウクライナが北朝鮮兵に投降を呼びかける新たな戦略について、様々な見解が示されていました。
多くのコメントが指摘したのは、北朝鮮兵士が家族を人質として抱えているため、投降が極めて困難であるという点です。
彼らは、家族の安全を守るために、命令に従わざるを得ない状況に置かれていると考えられています。
このような心理的な圧力の中で、兵士たちが自由に選択をすることができない現実が強調されていました。
さらに、北朝鮮の厳しい監視体制や、投降後の家族への報復の可能性が、兵士たちの行動を制限しているという意見も多く見受けられました。
これにより、ウクライナの戦略がどれほど効果的であるか疑問視されており、実際に投降者が出る可能性は低いのではないかという懸念が示されていました。
また、北朝鮮兵士の士気や戦闘能力に関する意見も分かれ、彼らが実際には精鋭部隊ではなく、士気が低い若い兵士であるとの見解もありました。
これらのコメントは、北朝鮮の軍事体制の厳しさや、戦争の現実についての深い理解を反映しており、今後の展開に対する関心が高まっていることを示しています。