NTTドコモのahamoが30GBプランを発表し、MVNOが料金改定を進める中、競争が激化している。オプテージやIIJが新プランを導入し、MVNOの厳しい時期が続く見込み。
この動きに対抗する形で、KDDIやソフトバンクもオンライン専用プランやサブブランドで追随し、中容量プランの実質値下げが進んでいる。
しかし、MVNO(仮想移動体通信事業者)にとっては、ahamoのように料金を据え置きながら通信量を増やすことは、利益を圧迫するリスクがある。
特に、MVNOは携帯大手にネットワークを借りてサービスを提供しているため、料金改定の必要性が高まっている。
2025年2月には、MVNO大手のオプテージが「mineo」の新プランを発表し、50GBのコースを追加したほか、通信速度を向上させた「マイそくプレミアム」プランも導入した。
さらに、IIJも主力プラン「ギガプラン」を改定し、容量の増量や料金引き下げを行った。
これらの動きは、ahamoの影響を受けたものではあるが、MVNO側からは必ずしも直接的な対抗策として位置づけられていない。
MVNOは、データ通信量の増加傾向に対応するために、先を見越したプラン改定を進めている。
また、今後の接続料引き下げを見越し、MVNOは容量の増量に踏み切る可能性が高いが、大容量ニーズの高まりは小容量プランの需要を減少させることも懸念されている。
MVNOにとって、競争が激化する中で厳しい時期が続くとの見方が示されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ca969d1ddd2fb120fe889ad9722677ea79ac938b
「MVNOの料金改定とahamoとの競争激化」に関するコメントでは、MVNOの料金やプランについて様々な意見が寄せられました。
多くのユーザーが、MVNOの通信速度が料金改定に見合ったものになっていないと感じており、データ通信容量が増えても速度が伴わなければ意味がないという意見がありました。
また、家族でのシェアプランや大容量プランの復活が好評で、特にmineoのパケット放題や深夜フリーのサービスに感謝する声が多く見られました。
さらに、IIJの値下げやシンプルなプランを望む意見もあり、MVNOの選択肢が増えることを期待するコメントもありました。
利用者の中には、ahamoやpovoといった大手キャリアのプランが魅力的であるため、MVNOの価格的優位性が薄れていると感じている人もいました。
全体として、料金競争が消費者にとってプラスに働くことを望む意見が多く、今後のMVNO各社の動向に注目が集まっていました。
ネットコメントを一部抜粋
1人で使う分には、アハモより分が悪いのは仕方ないね。
データ通信容量が増えたところで、MVNOの通信速度では持て余すのではないかな?
元々自分の使用量を賄える契約にしてる人が殆どじゃないのかな。
mineoは値下げ競争には参加せず、ユニークな仕様と品質で勝負する方針を打ち出しています。
これから1年のうちで一番の商戦である新入学シーズンになりますので、MVNO各社、新しいプランを出してきて選択肢が増えるのは良い事ですね。