アストンマーティンが2025年ル・マン24時間レースに向けて、1176馬力のハイブリッドハイパーカー「ヴァルキリー」を投入。F1技術を駆使し、圧倒的な性能を誇るモデルです。
このモデルは、F1の最新技術を結集した公道仕様のハイパーカーをベースにしており、FIAのハイパーカー・レギュレーションに準拠した初のレーシングカーです。
アストンマーティンは、1959年以来の総合優勝を狙い、世界耐久選手権（WEC）やIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権（IMSA）への参戦を予定しています。
ヴァルキリーは、600馬力以上のパワーを誇るGTカーのイメージとは異なり、フォーミュラカーのようなアグレッシブなデザインを採用しており、圧倒的な存在感を放っています。
さらに、シャシやデザインの開発には、モータースポーツ界で有名なエイドリアン・ニューウェイ氏が関与しており、多くのF1技術が取り入れられています。
パワートレインには、コスワース製の6.5リッターV型12気筒エンジンとハイブリッドシステムが組み合わされ、最高出力は1176馬力を発生します。
軽量化にもこだわり、100％フルカーボンファイバー製のモノコックボディを採用し、車両重量は約1000kgに抑えられています。
これにより、0-100km/h加速はわずか2.6秒、最高速度は400km/hを超える性能を実現しています。
ヴァルキリーは、クローズドボディの「クーペ」が150台、オープンモデルの「スパイダー」が85台、サーキット走行に特化した「AMR Pro」が40台と、いずれも限定生産され、注目を集めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dd9d9b6fef470d0f56b384ab383447e6b1859406