韓国の車俊煥と金彩然が冬季アジア大会で逆転優勝し、フィギュアスケート男女シングルで金メダルを獲得。金彩然は坂本花織を破り、自己ベストを更新した。
要約すると2025年ハルビン冬季アジア大会のフィギュアスケート男女シングルで、韓国の選手が鮮やかな逆転劇を演じた。
男子の車俊煥(チャ・ジュンファン、23歳)と女子の金彩然(キム・チェヨン、18歳)がそれぞれ優勝し、韓国勢初のアベック金メダルを獲得した。
金彩然は、前日のショートプログラムで自己ベストの71.88点を記録し、世界ランキング1位の坂本花織(日本)に次ぐ2位でフリーに臨んだ。
フリーでは、全てのジャンプを成功させ、147.56点を獲得し、合計219.44点で金メダルを手にした。
一方、坂本はコンビネーションジャンプで転倒し、136.87点のスコアにとどまり、合計211.90点で金彩然に敗れた。
金彩然は「坂本選手は素晴らしい選手なので、金メダルを諦めていたが、一度は勝ってみたいという気持ちがあった」と語り、驚きを隠せなかった。
金彩然の金メダルは、韓国のフィギュア女子シングルでは3人目の快挙であり、2大会連続のメダル獲得となった。
彼女は小学5年生でフィギュアスケートを始め、ジュニア時代から才能を発揮してきたが、「韓国ナンバー2」のレッテルが付いて回った。
最近ではジュニアグランプリ・ファイナルでメダルを獲得し、シニア大会でも健闘を見せている。
特に昨年の世界選手権では銅メダル、四大陸選手権では銀メダルを獲得し、今年の韓国代表選抜戦で堂々の1位を獲得するなど、着実に実力をつけてきた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5030e4e91ae4cf975ce2f1332e4cdcdd36a873d9