御嶽山では火山性地震が16日間発生せず、警戒レベル2が継続中。地震活動は落ち着いているが、引き続き監視が必要。
要約すると御嶽山に関する最新の情報が14日に発表され、1月30日から14日午後3時までの間、火山性地震が「16日連続で0回」となったことが確認されました。
気象庁によると、1月21日には309回の火山性地震が観測され、火山性微動も見られたため、山頂付近での隆起を伴う地殻変動が発生していました。
この現象は、マグマや火山ガスによって熱せられた地下水が山の浅い場所に移動した結果と考えられています。
しかし、1月30日以降は火山性地震が発生しておらず、気象庁は「地震活動が落ち着いているため」と説明しています。
14日時点での調査でも、山体の膨張を測定する傾斜計やGNSS連続観測からは火山活動による地殻変動は確認されていませんが、地殻変動の判断には時間がかかるため、注意深く監視を続ける必要があるとしています。
なお、1月16日に引き上げられた「火口周辺警報(噴火警戒レベル2)」は引き続き継続されており、御嶽山周辺の地元自治体においては、危険地域への立ち入りを避けるよう呼びかけが行われています。
次回の情報は17日午後4時頃に発表される予定で、火山活動の状況に変化があれば随時更新されるとのことです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a183d03cbf20b9244ec6619c0bd550154ee5e150