ミルボンが2024年通期で売上高500億円を突破。国内ヘアケアと韓国市場が成長を牽引し、全体で増収増益を達成した。
要約するとミルボンは2024年通期の連結決算を発表し、売上高が前年比7.4%増の513億円、営業利益が23.8%増の68億円、経常利益が24.7%増の69億円、純利益が25.4%増の50億円と、全体的に増収増益を達成した。
この成長は主に国内のヘアケア部門と韓国市場の好調によるもので、特にヘアケア用剤が売上高構成比の61.1%を占め、前年比10.5%増の313億円に達した。
プレミアムブランド「オージュア(AUJUA)」やプロフェッショナルブランド「エルジューダ(ELUJUDA)」が大きな貢献を果たした。
一方、染毛剤は営業・教育活動の強化により導入美容室数が増加し、前年比1.5%増の172億円で着地した。
パーマメントウェーブ用剤も前年比5.7%増の15億円となった。
化粧品部門では、サロン専売化粧品ブランド「アイエム(IM)」の新製品が計画以上の売上を達成し、前年比51.9%増の86億円と大きく躍進した。
国内市場ではヘアケアが牽引し、売上高が6.0%増の386億円となった。
また、オンラインストア「MILBON:ID」の登録者数は88.1万人、サロン数は6550軒、EC売上高は19.7億円と前年から伸びている。
リアルとデジタルを融合した「スマートサロン」の展開は62軒に着地し、成功事例を増やす方針に修正された。
海外市場では、韓国が全体の売上高を同13.4%増の53億円に押し上げ、中国は3.9%増の23億円、米国は21.9%増の19億円に成長した。
特に米国では、美容師への教育施策や製品力の向上が市場での評判を高めている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8649416083af61b2fcf2ca4637495558a784f170