岐阜県岐南町が職員の朝礼出勤に対する手当支給のため、約1100万円の補正予算案を議会に提出。議会可決後、速やかに支払う予定。
この問題は、2021年3月から3年間、前町長の小島英雄氏が職員に朝礼のために午前8時25分に出勤するよう命じていたことに起因しています。
しかし、職員たちはこの時間に対する手当が支払われていないことに不満を持ち、公平委員会に対して支給を求めていました。
町は、対象となる職員146人に対し総額約1100万円の手当を支給するための補正予算案を28日に町議会に提出しました。
この案が3月3日の議会で可決されれば、町は速やかに手当を支払う意向を示しています。
この件は、町の職員に対する待遇の適正化や、労働環境の改善に向けた重要な一歩とされています。
職員たちの権利を守るための動きが、今後の岐南町の働き方にどのように影響を与えるのか注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/41ac9de41f6bae8bcc20a90c1b3a91095b498376
岐阜県岐南町の職員が提出した朝礼出勤手当の補正予算案に対して、多くのネットユーザーが意見を寄せました。
コメントの中では、まず法的な観点からの妥当性が指摘され、近年の民間企業では分単位で残業代が支給されることが一般的になっていることが言及されました。
そのため、役所が違法行為を放置するわけにはいかないとの意見がありました。
一方で、早く職場に到着する職員の中には、通勤方法によっては仕方なく早く出勤する場合もあるため、権利の主張が職員自身の首を絞めることにならないかという懸念も示されました。
さらに、学校現場では勤務開始時間前に電話がつながらない設定がされていることから、勤務時間の解釈についての疑問も浮かび上がりました。
民間企業に勤務経験があるコメント者は、5分の早出に対して手当が支給されることに疑問を感じると共に、公務員の考え方に対して驚きを示しました。
また、5分前出勤に対する意見も多様で、「当然」とする意見や、逆に「過剰な要求」とする意見が交錯していました。
全体として、法的な問題と常識的な感覚の間での葛藤が見られ、職員の権利と責任のバランスについての重要性が再認識される結果となりました。
ネットコメントを一部抜粋
最近はコンプラ意識のある民間企業では分単位で残業代を出します。
労務管理上、残業代を払うことに異論はありませんが、通勤の方法等によっては嫌でも早く職場についてしまう職員もいるでしょう。
学校現場では、最近になってようやく朝の電話が7時45分まではつながらない設定になった。
私は民間企業しか経験ありませんが、5分の早出に対し時間外手当の支給。
考えられません。
公務員も中々ブラックですよね。