白川郷がオーバーツーリズム対策として、村営駐車場の料金を値上げ。普通車は1000円から2000円、ツアーバスは3000円から1万円に。観光客の急増に対応するための措置。
白川郷は東海地方の代表的な観光地で、最近では多くの観光客が訪れ、特に合掌造り集落周辺では、平日にもかかわらず駐車場が満車になることが多くなっています。
昨年のデータによると、駐車場を利用したツアーバスなどの大型車は前年より36%増加し、普通車もコロナ前に比べて約20%増加しています。
このような状況を受け、白川村は10月から合掌集落近くの3つの村営駐車場の料金を引き上げることを発表しました。
具体的には、普通車と軽自動車の料金は1000円から2000円に倍増し、ツアーバスやマイクロバスの料金は3000円から1万円に引き上げられます。
また、繁忙期にはさらなる割増料金も検討されています。
駐車場利用者からは、値上げに対して「仕方ない」「適正価格」といった意見が寄せられていますが、一方で「急な値上げは避けてほしい」との声もあります。
白川村は、この値上げが渋滞対策や警備員の配置、除雪作業のコストに必要であると説明し、観光客に理解を求めています。
オーバーツーリズムの専門家である愛知東邦大学の宮本佳範教授は、駐車料金の値上げが観光客の減少にはつながりにくいが、受け入れ態勢の整備には有効であると述べています。
今後、白川郷がどのようにオーバーツーリズム問題に対処していくのか、注目が集まります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/62db4c62a417597c0f7ce9cb862cf7272f9d447e
白川郷の駐車場料金が値上げされたニュースに対して、ネット上では様々な意見が寄せられました。
多くのコメントでは、外国人観光客の増加が顕著で、日本人観光客が減少しているとの指摘がありました。
特に、訪れた際に外国人が目立ち、日本人が少ないという感想が多く見受けられました。
また、駐車場のシャトルバスの運行状況や警備員の数が不足しているとの懸念もあり、今後の観光客の増加に対する対策が急務であるとの意見がありました。
駐車場料金の値上げについては、観光地の整備やサービス向上に繋がるのであれば、受け入れられるべきだという意見がありました。
具体的には、駐車場の予約システムやキャッシュレス決済の導入、トイレやゴミ箱の整備、携帯電話の基地局の増強などが提案され、これらが観光客にとって快適な環境を提供するために必要だとされました。
一方で、駐車料金の値上げだけではオーバーツーリズムの解決にはならないとの意見もありました。
特に、観光客の規制や予約制の導入が必要だという声が多く、観光客の数を制限することが重要視されていました。
また、外国人観光客に対して料金を高く設定することや、地元住民に配慮した料金設定が求められる意見もありました。
全体として、白川郷の観光地としての魅力を維持しつつ、持続可能な観光を実現するための方策について真剣に考える必要があるとの共通認識が見られました。
ネットコメントを一部抜粋
最近行ったけど、外国人がめちゃくちゃ多い。
取れるところからきっちり取って、サービスや警備の充実につなげれば良いと思う。
こういうところは、取れるところからきっちり取ったほうがいい。
駐車場料金倍ではなく「半減」にしないと効果ない。
昔行っといてよかった。