名豊道路が全線開通し、名古屋から豊橋までの移動時間が約1時間に短縮。しかし、交通量増加や渋滞が影響し、期待通りのスムーズさは得られない状況。
この道路は、1972年に着工され、半世紀以上の歳月を経て、最後の蒲郡バイパス区間(9.1km)がつながりました。
信号がなく、無料で利用できるため、名古屋から豊橋までの移動時間は約1時間に短縮されるとされています。
メ~テレのクルーは実際にこの道路を走行し、開通効果を検証しました。
検証では、大高ICから豊明ICを経て、豊橋市役所までのルートを選択しました。
ドライバー歴12年の林修史さんは、従来の国道1号では混雑が避けられなかったため、新たなバイパス道路の開通によって大幅な時間短縮が期待されていました。
しかし、実際の走行では、豊明IC付近は混雑していたものの、その後は信号がないためスムーズに進行しました。
しかし、約30分後には西尾東IC付近で再び混雑が発生し、合流地点や道の駅の出入りによる渋滞が見られました。
新たに開通した蒲郡バイパス区間も、片側一車線のため、事故が発生した際の不安が残ります。
全体としては、開通により利便性が向上したものの、交通量の増加や片側一車線の構造が影響し、期待されたほどのスムーズな移動が実現できていないというのが現状です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7187f80cbd8c0aff61708db48736e5bd4ba31cac
名豊道路の全線開通に関するコメントは、期待された交通改善の実状に対する多様な意見が寄せられていました。
特に、開通直後の混雑や渋滞が目立ち、開通前よりも時間がかかるという声が多くありました。
片側1車線の区間が多いため、交通量が多いとすぐに渋滞が発生するという意見もあり、事故が起きればさらに厳しい状況になると懸念されていました。
こうした状況から、早期の4車線化が求められる意見が多く、特に片側1車線の区間での運転はリスクが高いとされました。
また、開通直後は物珍しさから多くのドライバーが訪れたため、交通量が一時的に増加したことも影響していると考えられています。
今後、交通量が落ち着くことに期待する声もありましたが、現状のままでは渋滞が続く可能性が高いと指摘されていました。
全体として、開通による交通改善の期待が裏切られた形であり、今後の対策が重要であることが強調されていました。
ネットコメントを一部抜粋
蒲郡付近の現道や県道は混雑していた印象です。
全線開通となれば交通量が増えることはわかっていたのに、4車線化を並行して行わなかったのかと疑問でした。
開通したばかりで物珍しさから渋滞になるのは当たり前の話です。
かなり勾配があるところが多いので、1車線ではすぐ渋滞すると思います。
開通直後の混雑が落ち着いてからがどうかでしょう。