名古屋に新設された津波避難施設“命山”の意義と特徴

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名古屋市港区に新設された津波避難施設“命山”は、東日本大震災の教訓を生かし、普段は遊び場として利用される公園の一部で、緊急時には住民の命を守る重要な避難場所です。

要約すると名古屋市港区の船頭場地区に新たに設けられた“命山”は、東日本大震災からの教訓をもとに作られた津波避難施設です。

この施設は、普段は子どもたちの遊び場として利用される公園の一部でありながら、有事には住民の命を守るための重要な避難場所となります。

名古屋市では初めての試みで、人工的に作られた丘として、海抜7メートルの高さまで土を盛り上げ、最大3400人が一時避難できるよう設計されています。

東海地方での南海トラフ地震による津波の脅威が高まる中、名古屋港から押し寄せる20メートルを超える津波や川の決壊による浸水が予想されており、地域住民にとっては非常に重要な施設です。

港区船頭場地区は周囲に高い建物が少ないため、地域の防災対策が求められていました。

地元住民は、静岡県の命山や津波避難タワーを視察し、名古屋市に対して公園内に遊び場を兼ねた命山の設置を要望しました。

これを受けて名古屋市は2021年4月から建設を開始し、今年の3月1日に津波の緊急避難場所として正式に指定されました。

施設内には、普段は休憩所として使われる「防災パーゴラ」や、マンホールトイレ、かまどとしても利用できるベンチが設置されており、地域住民が楽しめる要素も取り入れられています。

加藤豊さんをはじめとする町内会のメンバーは、地域の安全を守るための取り組みを続けており、命山はその象徴的な存在となっています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c65673810944cb32136d1b5f08bb056bb5cfaa83

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