韓国の安保担当高官がウクライナ派兵の可能性を否定し、北朝鮮の現代戦への対応や核開発の影響について言及しました。
要約すると韓国の申源湜(シン・ウォンシク)国家安保室長は、国会運営委員会での国政監査において、韓国軍のウクライナ派兵の可能性について「まったく考えていない」と明言しました。
これは、与党議員からの質問に対する回答として示されたもので、韓国政府の立場を明確にするものです。
申氏は、北朝鮮がロシアに派遣した兵士がドローンを活用した現代戦の経験を積むことが懸念されるとし、これが北朝鮮の正規軍に伝わる可能性があると警告しました。
さらに、韓国も現代戦の理解を深めるために、参観団や戦力分析団を派遣する必要があると述べました。
北朝鮮の核・ミサイル開発については、核能力の向上が逆に戦略環境を悪化させる可能性があると指摘し、韓米同盟や韓米日間の安全保障協力の強化につながると述べました。
申氏は、北朝鮮が核を高度化すればするほど、韓国と価値を共有する国々との連携が強化され、最終的に北朝鮮を失敗に追い込む戦略を描いていることを明らかにしました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/db2c735ebfe45b17254c40f72f69d1790a20eed6