メルカリの調査で、物流・飲食・小売業界の83.3％が人手不足を実感。スキマバイトの活用が広がり、業務の柔軟性が評価されている。
この調査は2025年3月に行われ、600人の事業者を対象にスキマバイトの活用状況が調査された。
スキマバイトの導入理由として最も多かったのは「繁忙期や閑散期に合わせて雇えるため」で、46.5％がこの理由を挙げた。
次いで「短時間でも募集できるため」が43.2％、さらに「突発的な人手不足に対応できるため」が39.2％と、スキマバイトの柔軟性が評価されている。
全体の31.2％の事業者は「スキマバイトがないとお店が回らない」と回答しており、その必要性が強調されている。
人手確保が難しい要因としては、「繁忙期と閑散期の差が激しく、レギュラーバイトを起用するとコストがかかるため」が38.0％、次に「セールなどの繁忙期が突発的に来るため」が37.5％、さらに「早朝・深夜などの人が集まりにくいシフトがあるため」が37.3％と続く。
人手不足対策としては「アルバイト・パートの新規募集」が75.7％で最多であり、次いで「スキマバイトサービスの利用」が45.3％となっている。
スキマバイトは、44.5％の事業者が賃金の一時的なアップを行うよりも効果的な対策として位置づけられている。
スキマバイトサービスの利用開始時期は、直近3ヶ月以内が10.5％、直近半年以内が15.5％、直近1年以内が34.5％と、合計60.5％の事業者が1年以内にサービスを活用し始めている。
直近1年の活用状況については、19.8％が「増えた」、38.0％が「やや増えた」と回答し、合計57.8％がスキマバイトの活用が増加したと認識している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d154e22d5243a363ba2dfa8ffddbeeb80edf1363
コメントでは、物流や飲食業界における人手不足の深刻さが強調され、スキマバイトの活用が進んでいる現状が語られていました。
多くの人が、非正規雇用者に依存せざるを得ない社会構造に疑問を呈し、過去の経済政策がもたらした影響についても言及していました。
特に、小泉純一郎元首相や竹中平蔵氏の改革路線が、労働環境を変化させた要因として挙げられています。
さらに、労働人口の減少や雇用の継続性の難しさが、企業がスキマ時間を利用して労働力を確保する背景にあるとされていました。
教育や経験不足が問題視される一方で、企業側の条件設定や副業禁止の方針が、労働者の選択肢を狭めているとの意見もありました。
また、長時間労働や低賃金が問題視され、労働者の質が低下していることが懸念されています。
コメントの中には、雇用側が求めるスキルと実際に応募してくる人材のギャップについても触れられ、雇用市場の厳しさが浮き彫りになっていました。
全体として、労働環境の改善が求められていることが多くのコメントから読み取れました。
ネットコメントを一部抜粋
非正規雇用者に頼らないと経営が成り立たない社会構造になってしまった事
基本的教育も浸透出来ないぐらい人手不足なんだろうか。
荷物パクってバックレ→転売の流れが出来上がってるとか。
未だに『副業禁止(自営業は除く)』の企業が多く、且つ無駄に拘束時間が長すぎる求人も未だに見掛けます。
人手不足ではなく安い賃金で長時間文句を言わない人が不足しているって事だと思っている。