EUのボレル外相が韓国でウクライナへの軍事支援を要請し、北朝鮮のロシア派兵が地域の安定を脅かすと警告した。新たな協力関係の構築も期待されている。
要約すると2023年4月4日、EUのボレル外交安全保障上級代表は、韓国の金龍顕国防部長官との会談後、韓国に対してウクライナへの軍事支援を強く要請する意向を示した。
ボレル氏は、ウクライナに対する持続的な支援を保障するためには、軍事援助を含む全ての側面からの支援が必要であると強調し、韓国との協力を通じて支援の方法を議論したいと語った。
また、彼は北朝鮮軍のロシア派兵がウクライナ侵略戦争の激化を示すものであり、これは欧州だけでなく北東アジアの安定にも脅威を及ぼすと警告した。
さらに、韓国とEUが締結した「安全保障・国防パートナーシップ」により、サイバー、宇宙、情報操作など多様な分野での協力が期待されると述べた。
ボレル氏は、韓国・EU戦略対話の開始が地政学的および安全保障関連の関係を強化する新たな機会を提供すると評価した。
彼は2019年に就任し、対ロシア強硬派として知られているが、韓国メディアとのインタビューは今回が初めてであり、来月には退任を控えている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d7b0a0ec25013a6466c526de08fb8905a4d9d64b