アストンマーティンが新型ハイブリッドスーパーカー「ヴァルハラ」を発表。1079馬力、350km/hの性能を持ち、999台限定で2025年に生産開始予定。
このモデルは、2019年のジュネーブモーターショーで「AM-RB003」として初めて公開され、2021年には日本でプロトタイプが披露されました。
ヴァルハラは公道走行可能なミッドシップモデルで、生産は2025年第2四半期から開始される予定で、限定台数は999台です。
新型ヴァルハラは、出力やダウンフォース、動的性能が大幅に向上しており、4リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載しています。
このエンジンは最高出力828馬力、最大トルク857Nmを誇り、3基の電気モーターと組み合わせることで、システム全体の出力は1079馬力、トルクは1100Nmに達します。
最高速度は350km/h、0-100km/h加速は2.5秒という驚異的な性能を持っています。
また、EV走行も可能で、フロントアクスルモーターのみで駆動し、航続距離は14km、最高速度は140km/hです。
トランスミッションには、アストンマーティン初のデュアルクラッチ式8速ATが搭載され、後退はモーターで行う“eリバース”が採用されています。
ボディサイズは4727mm×2208mm×1161mmで、ホイールベースは2760mm。
跳ね上げ式のドアを備え、最大600kgのダウンフォースを生み出す設計です。
乾燥重量は1655kgと軽量で、カーボンモノコック製の構造がその理由です。
インテリアはフォーミュラマシンからの技術を受け継ぎ、楕円型のステアリングホイールや高いペダル位置のシートポジションが特徴です。
公道走行が可能なスーパーカーでありながら、タッチ画面式のインフォテイメントシステムやスマートフォンとの連動機能なども備えています。
物理スイッチが少なく、操作は主にディスプレイに集約される設計となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ffaf0ee97cb133b52e8c24aaf9593cbb83eee5cb