北朝鮮が京義線と東海線の南北連結道路を爆破後、対戦車壕や盛り土を造成。しかし、その軍事的効用は乏しく、見せかけの行動との評価が広がる。
この対戦車壕は、戦車の機動を阻害するために設計され、京義線では左右120メートル、南北10メートル、深さ3メートルの規模で、東海線では左右160メートル、南北10メートル、深さ5メートルとされています。
北朝鮮は、これらの対戦車壕の後方に土を盛り、木を植える作業も行いましたが、韓国軍当局はこれらの行動が軍事的に実効性がないと評価しています。
特に、北朝鮮が行った工事は「見せかけ」の南北断絶作業であると指摘されており、北朝鮮国旗を背景にした写真撮影も行われたことから、自己主張のためのパフォーマンスであるとの見解が示されています。
韓国の合同参謀本部は、北朝鮮がこのような行動を取ることで、南北連結通路の象徴的な閉鎖を達成したと評価しています。
南北通路は、京義線と東海線の鉄道や道路を含む4つの主要なルートから構成されており、これらのうち、南北軍事合意に基づく共同遺骨発掘のために建設されたファサルモリ高地戦術道路も昨年末に地雷埋設作業が行われ、閉鎖されました。
韓国政府は、これらの通路の閉鎖による法的責任を北朝鮮に問う可能性を検討しており、過去に韓国側が投資した資金が無駄にされたことに対する責任を追及する意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/084b41f8ad2955f406b1058cdfc34099e0c11d59
北朝鮮の「見せかけ」工事や南北連結通路の閉鎖に関するコメントでは、様々な意見が寄せられました。
多くの人々が、北朝鮮が盛土を作るために人民軍を動員することに対して、無駄な労力や資材の使い方を批判しました。
特に、河川決壊の補強や排水路の整備に時間や資材を使うべきだという意見が目立ちました。
また、韓国が対抗策として高いバリケードを設置することを提案する声もあり、北朝鮮との緊張関係が影響していると考えられました。
士気の低下や軍事的効果の薄さについても言及され、見せかけの工事が逆に滑稽に映るという意見がありました。
さらに、北朝鮮が脱北者の流出を防ぐための構造物を築いているのではないかとの見方もありました。
コメントでは、現代の技術を考慮すると、こうした工事が無駄であるとの意見や、過去の戦争を連想させる内容もありました。
全体的に、北朝鮮の行動に対する冷静な分析と批判が多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
何の効果も利益もない盛土を作るのに、腹をすかした人民軍を動員して人海戦術。
士気・・・の為でしょう。
それとも軍事的な士気が50年ぐらい止まってしまっているのかな?
今はITやドローンの時代こんな穴掘りなんの効果もない無駄な作業だ。
見せかけなのか末期症状だね。
第一次世界大戦の話かと思ってたら、今の話ですか!