Googleの最新AI「Gemini 2.5 Pro」は無料で提供され、推論能力が向上。デスクトップ版のみの利用が可能で、近くモバイル版も登場予定です。
要約するとGoogleが2025年3月末にリリースした最新AIモデル「Gemini 2.5 Pro」は、全ユーザーが無料で利用できる実験版であり、有料版「Gemini Advanced」への登録は不要です。
Gemini 2.5 Proの最大の特徴は「推論」のアップグレードであり、これによりより論理的で文脈を理解した回答が期待されています。
Googleはこの「推論力」を今後のAIモデルに標準搭載する方針です。
リリースから1週間も経たないうちに、全ユーザーへの無料提供が発表されましたが、Gemini Advancedに未登録のユーザーにはレート制限が課せられます。
現時点ではデスクトップ版のみの提供ですが、モバイル版も近日中に登場予定です。
Gemini 2.5 Proは、AIチャットボットの評価プラットフォーム「LMArena」で1位を獲得し、AIの知識と推論を測定する「Humanity’s Last Exam」でもライバルを若干上回る得点を記録しました。
また、コンテキストウィンドウのサイズも注目され、現在は100万トークンで、近く200万トークンに拡張される予定です。
この数値は、ChatGPTの推論モデル「o3-mini」と同等のレベルです。
しかし、AI関連の発表ではデータトレーニング時の著作権侵害やエネルギー使用量の問題には触れられておらず、MITの研究者は現代のAIモデルが持続不可能な道を進んでいると警告しています。
持続可能な開発に向けた方向転換が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c6f3c5019aaeafc5077b6fb73e40b4d2366206a1