コメ価格が14週連続で上昇中。政府は備蓄米の放出を進めるが、価格高騰は続いており、流通業者の困惑も広がっている。
農林水産省は、これを受けて流通関係者との緊急意見交換会を開催しました。
政府は、21万トンの備蓄米を放出するなどの対策を講じていますが、価格は依然として高止まりしています。
江藤拓農水大臣は、消費者に安定供給を早急に戻したいとの意向を示し、備蓄米のさらなる放出を計画していることを明らかにしました。
最新の全国平均販売価格は、5キロあたり4214円となっており、消費者の負担は増しています。
意見交換会には小売業者も参加しており、備蓄米の販売が好評である一方、価格を下げる余地がないといった声も聞かれました。
特に、備蓄米が回ってこない業者からは、流通の窓口を設けるよう求める意見も出ています。
政府は、7月まで毎月備蓄米を放出する方針を示しており、今後の動向が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8357c031547258db09047eab0ef8fa5962000d57
コメ価格の高騰に関するコメントでは、中間業者の存在が価格設定に大きな影響を与えていると指摘されました。
生産者と消費者の間に多くの業者が介在しており、これが利益を圧迫しているとの意見がありました。
政府は市場の需給バランスを保つため、備蓄米を少量ずつ放出する方針を取っていましたが、その効果は薄く、価格を安定させるには至らなかったようです。
また、卸売業者や小売業者の動きも価格維持の要因として挙げられ、彼らが積極的に買い付けを行わないことが価格の下落を妨げているとの意見もありました。
さらに、農業の高齢化や気候変動が米の生産に影響を与え、供給不足を引き起こしているという見方もありました。
これにより、価格が急騰する事態になったとのことです。
消費者は米の入手困難を体験し、高価格に対する不安を抱える中、政府の対応に対する疑問の声も多く上がりました。
特に、備蓄米の放出が根本的な解決策にならないとの意見が強く、抜本的な改革が求められている状況が浮き彫りになりました。
ネットコメントを一部抜粋
生産者と消費者の間に中間業者がたくさんくっついていて、この人たちを食わせてやらないといけないからこの価格設定になっている。
国内の米農家に大きな打撃を与えることを避ける意図があります。
今日の晩に食う米が無いので、近所のスーパーへ買いに行ったら5kgと10kgの米が棚からすっぽりと消えて無くなっていた。
根本的には米が足りない。
何故足りないのか。
そもそも最近の異常気象で農作物ができづらい気候になってきている。