東京・大阪での偽基地局問題と総務省の対応

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東京や大阪で偽基地局が発生し、フィッシングSMSが送信されています。総務省は状況を把握し、対策を進めていますが、個別の投稿には回答を控えています。

要約すると2023年4月15日、総務省の村上誠一郎大臣は定例記者会見を行い、SNSで話題となっている携帯電話の「偽基地局」や電波の混信についての質問に回答しました。

最近、東京都や大阪市などの都市部で、偽の基地局が発信する違法電波が検出され、フィッシング目的のSMSが送信される事例が報告されています。

この偽基地局は、日本の携帯電話事業者に割り当てられた周波数帯の電波を発信することがあり、正規の電波を受信できない「混信」状態が発生しています。

記者からの質問に対し、村上大臣は、偽基地局による違法電波発信が確認されていることは認識しているが、SNSの個々の投稿については真偽を含めて詳細な回答は控えると述べました。

また、電波の混信事案については把握しており、関係機関と連携して対応を進めていると説明しました。

さらに、携帯電話はSIMカードの事業者ネットワークに接続するため、偽基地局に接続してしまうリスクがあることも指摘されました。

日本国内ではGSMサービスが行われていないため、GSM接続を拒否する機能がある端末を利用することで、偽基地局への接続を防ぐことが可能です。

しかし、この機能は全ての機種に備わっているわけではありません。

万が一、偽基地局に接続して不審なSMSが届いた場合は、すぐにそのメッセージを削除することが推奨されています。

総務省は、引き続き安全な電波利用環境の確保に取り組む意向を示しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/50fbef6479c262bc29fa9b406da83eb7dbf670b9

ネットのコメント

コメントでは、東京・大阪での偽基地局問題に対して多くの人々が懸念を示していました。

特に、偽基地局が有事の際に日本の通信網を混乱させる可能性についての意見が多く見られました。

あるコメントでは、偽基地局となる機材が日本各地に配置されることで、通信に大きな影響を及ぼす危険性が指摘されていました。

さらに、総務省の対応についても疑問が呈され、「がんばるけど気を付けて」という姿勢に対して不安を抱く声がありました。

セキュリティ対策として、特定の設定をオフにする方法が紹介されていましたが、iPhoneには同様の設定がないことが懸念されました。

また、移動局や固定局に関する議論もあり、偽基地局の存在が商売になる可能性についての考察もありました。

総務省の危機管理能力に対する不満の声も多く、摘発が難しい現状に対する絶望感が表現されていました。

最後に、携帯電話が接続している基地局が真正であるかどうかを認証する仕組みがないことが、一般の人々にとって防ぎようがない問題であると指摘されていました。

全体として、偽基地局問題に対する不安と、より具体的な対策の必要性が強調されていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • こういう記事なら対策まで書きなさい。

  • 有事の際にどこの隣の国かわからないけど、こういう偽基地局になるような機材を積んだ車を配置しておいて日本の通信網を混乱させることができる。

  • 俺のスマホは GSM を禁止できない。

    気を付けよう。

  • 基地局レベルの強電波なら、機材使えばすぐ摘発できるだろ。

  • 素人には防ぎようがない、と…。

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