JPモルガンがブロックチェーン決済基盤「Onyx」を「Kinexys」に改称し、24時間365日の自動マルチ通貨決済を実現する計画を発表しました。
要約するとJPモルガンは、ブロックチェーン決済基盤「Onyx」を「Kinexys」にリブランディングし、現実資産(RWA)のトークン化を強化することを発表しました。
この新しいプラットフォームは、24時間365日稼働する自動マルチ通貨決済を実現することを目指しており、最初のステップとして米ドルとユーロから始まります。
JPモルガン・ペイメントの共同責任者であるウマル・ファルーク氏は、声明の中で「我々は、レガシー・テクノロジーの限界を超え、マルチチェーン・ワールドの可能性を実現する」と述べ、エコシステムの結びつきを強化し、金融インフラの制約を軽減することが目標であると強調しました。
ブロックチェーン技術における現実資産のトークン化は急速に成長しており、JPモルガンはこの分野での初期のリーダーとしての地位を確立しています。
これまでに、同社は1兆5000億ドルを超える取引を実行しており、1日平均で20億ドル以上の取引を処理しています。
ユーザーには、シーメンスやブラックロック、アント・インターナショナルなどの大企業が名を連ねています。
さらに、JPモルガンは2025年第1四半期にオンチェーン外国為替機能を導入する計画を立てており、これにより、ほぼリアルタイムのマルチカレンシー清算と決済の自動化が実現される見込みです。
取引高の増加や顧客の拡大に伴い、ブロックチェーン技術とトークン化をメインストリームの金融サービスに導入する動きを加速する準備が整ったとしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c132941f5363bd6741355a8854c80b59dc68a36b