マカオで高利貸しの男2人が、返済不能の債務者を25時間監禁した事件が発生。警察が通報を受けて逮捕に至り、被害者はカジノでの賭博により多額の借金を抱えていた。
要約するとマカオで、賭博目的の高利貸しを行い、返済不能に陥った債務者を監禁したとして、40代の中国人男性2人が逮捕された。
事件は11月3日に発生し、被害者は高利貸しから借りた金を返せず、マカオ内の住宅に監禁されているとの通報を受けて警察が動いた。
捜索の結果、容疑者たちはマカオ半島南西部のマンションで被害者を監禁していたことが判明し、現場で逮捕された。
逮捕時、容疑者は被害者の署名入りの借用書を持っていた。
被害者は2万人民元相当の腕時計を担保に、カジノでの賭博に使うために10万香港ドルを借りたが、全額を失い、再度同額を借りて挑戦したが再び負けてしまった。
その結果、容疑者たちは被害者を監禁し、返済を迫った。
被害者は監禁中に隙を見て警察に通報し、約25時間後に救助された。
調査によると、被害者はプレイ中に支払った利息は合計12万香港ドルに達し、容疑者たちは賭博目的の不法貸付及び他人の行動の自由を剥奪した罪で検察に送致されることとなった。
マカオでは、アフターコロナの影響で観光客が急増する中、カジノ高利貸しに関連する事件が頻発しており、最近施行された新法では賭博目的の違法貸付に対する刑罰が強化されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/35ccce7a949c95299b4603d99549c7c777427b25