スイス・ジュネーブで、金正恩総書記を描いたポスターが掲示され、北朝鮮の人権弾圧を訴える活動が行われた。団体PSCOREと広告研究所の共同制作で、国際社会への訴えが目的。
要約するとスイス・ジュネーブの北朝鮮代表部の外壁に、囚人服姿の金正恩総書記を描いたポスターが掲示された。
このポスターは、韓国の人権団体PSCOREとイ・ジェソク広告研究所が共同で制作したもので、金正恩総書記を刑務所に送るよう訴えている。
ポスターには「1人を逮捕し数百人を救え」というメッセージが記載されており、金正恩総書記は鉄格子を掴みながら重苦しい表情を浮かべている。
ポスターの背景には、金日成主席と金正日総書記の肖像画も描かれている。
これらの活動は、金正恩政権による人権弾圧や犯罪行為を国際社会に広く知らせるためのものであり、過去には国連ジュネーブ事務局での人権委員会の場でも北朝鮮の人権侵害を告発するポスターを展示した実績がある。
イ・ジェソク代表は、北朝鮮では受刑者だけでなく、その家族も同時に処罰される現実を伝えたかったと述べ、国内での訴えが政治的に誤解されることを懸念し、国際社会への訴えを選択した理由を説明している。
この活動は、北朝鮮の人権問題に対する関心を喚起する重要な試みといえる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b7888410796217b6f3e927458d2322b9d7c231f6