日産自動車は2024年度中間決算で営業利益が9割以上減少し、通期予想も大幅に下方修正した。特にアメリカ市場の不振が影響しており、経営方針への疑問も浮上している。
この状況は、7月に発表された第1四半期の営業利益が前年同期比99.2%減の9億9500万円だったことからも明らかで、業績の悪化が止まらない。
日産は通期予想を大幅に下方修正し、営業利益の見込みを当初の5000億円から1500億円に引き下げた。
これは、日産が維持しようとしていたシナリオが完全に崩れたことを示している。
決算発表の翌日、株価は368.5円まで下落し、年初来安値を記録した。
時価総額はスバルやスズキを下回り、完成車メーカーとしては6位に沈んでいる。
ライバルメーカーの幹部は、日産の見通しの甘さを批判し、業績悪化が一時的なものであるとする経営方針が間違っている可能性を指摘している。
特に、日産の稼ぎ頭であるアメリカ市場では、売上高は前年並みだったが営業利益が2413億円からマイナス41億円に転落し、半期で2400億円以上の利益が消失した。
日産は中国市場の販売急減が報じられることが多いが、アジアセクターの営業利益の減少幅は約60億円と大きな影響はない。
これに対し、アメリカ市場の不振は深刻であり、日産がこの危機的状況から脱却できるかが注目されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2928739db94c066854f95c2ae893a2cd8862076b
日産自動車の営業利益の大幅な減少について、多くのコメントが寄せられました。
消費者は日産の技術力を評価しつつも、実際に魅力的な商品を提供することが重要だと強調しました。
特に、ユーザーが求めるニーズに応じた商品企画が不足しているとの意見があり、例えばコンパクトミニバンのラインナップが欠けていることが指摘されました。
また、日産のブランドイメージが北米市場での安売り戦略や品質の低下によって損なわれているとの声も多く、消費者は信頼性の回復を望んでいました。
さらに、経営陣の刷新やデザインの改善が必要だという意見もありました。
日産に対しては、過去の成功を再現するために、消費者の期待に応える商品開発が求められていると感じられました。
特に、EVやハイブリッド技術の進展がある中で、競争力を持つ車両を提供することが急務であると考えられています。
ネットコメントを一部抜粋
毎度言われる技術の日産、でも本当に必要なのはそれを魅力的な商品にする企画力。
日産の大不振は北米にあります。
安売りに頼り過ぎて、ブランドが崩れた。
内田氏筆頭に現経営陣の『総入れ替え』が必要だと思います。
技術のに日産って代名詞だけど、デザインを何とかしてほしい。
日産の低迷の原因は、ユーザーが欲しいものをラインナップしてないことだと思います。