トヨタが広州モーターショーで新型セダン「bZ7コンセプト」を発表。中国市場向けのBEVで、2025年に市販予定。大きなサイズと快適なキャビンが特徴。
このモデルは中国市場向けの純電動自動車(BEV)で、トヨタのbZシリーズの新たな一員として位置づけられています。
bZシリーズは、グローバル向けSUV「bZ4X」や中国専売の「bZ3」「bZ3X」「bZ3C」など、さまざまなモデルを展開しており、bZ7はその中でも特に注目される新型セダンです。
bZ7の製造と販売は広州汽車との合弁会社「広汽トヨタ」が担当し、バッテリーはBYDが製造するリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。
設計面ではトヨタが主導しており、実際の製造は第一汽車との合弁会社「一汽トヨタ」が行います。
bZ7は「全長5メートル、ホイールベース3メートル、全幅2メートル」とされる大きなプロポーションを持ち、カムリやクラウンクロスオーバーと同等のサイズ感を持ちながらも、上級車種の印象を与えるデザインが施されています。
広々としたキャビンは、運転席としても後席の快適さを重視した設計となっており、セダンとしての利便性を兼ね備えています。
トヨタは、bZ7を含む10車種のBEVを2026年までに発売する計画を立てており、2025年の広州モーターショーでの正式発表が期待されています。
中国市場における電動車の需要が高まる中、トヨタはその信頼性と経験をもとに、競争が激化する市場での生き残りを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b73beda2ae910b0f49ce40067acc17ed3708d199
トヨタの新型セダンbZ7が広州モーターショーで発表されたことに対し、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中には、bZ7が今年の北京モーターショーで発表された「bz satisfiedspace concept」の市販モデルであり、レクサスに近い存在として市場に投入されることが期待されているという意見がありました。
また、トヨタがファーウェイの車載ソフトを採用し、車内エンターテイメントの分野でも他の中国メーカーと同等のレベルに達することが予想されている点も注目されました。
さらに、トヨタが来年3月に発売予定のbz3hにも最新技術を取り入れていることが言及され、今後の技術発表に期待が寄せられていました。
一方で、トヨタの将来に対する懸念も多く見受けられました。
特に、今後10〜15年でトヨタが中堅自動車メーカーの一つに落ちぶれる可能性があるとの意見がありました。
これは、ハイブリッド技術に頼る現状から、テスラや中国のBYDが得意とするBEV(バッテリー電気自動車)や自動運転技術へのシフトが進む中で、トヨタが技術的に遅れを取るのではないかという懸念から来ているようです。
また、バッテリーの自社生産に関しても、BYDとトヨタだけが行っているとの意見があり、今後の固体電池市場に対する期待も寄せられていました。
さらに、充電時間やバッテリーの劣化に関する問題も指摘されており、トヨタがこれらの課題にどのように対応していくのかが注目されています。
全体として、トヨタの新型セダンbZ7に対する期待と同時に、将来の競争環境に対する不安が入り混じったコメントが多く見られました。
ネットコメントを一部抜粋
このbz7は今年の北京モーターショーで発表されていたモデルです。
トヨタは中国において最先端のシステムを取り込もうとしていました。
将来的にトヨタが中堅自動車メーカーの一つに落ちぶれる可能性がありました。
バッテリーを自社生産しているのはBYDとトヨタ自動車だけだと思われました。
充電時間の問題が改善されているのか気になるとの意見がありました。