佐藤水菜が競輪祭女子王座戦で完全優勝し、ガールズグランプリへの出場権を獲得。次のレースに向けて基礎を見直す意気込みを語る。
予選から決勝までの3戦連続1着という圧倒的な成績を収め、ガールズケイリン年間最後のGⅠレースでその実力を証明しました。
この大会は、12月29日に静岡で行われる最高峰のレース「ガールズグランプリ」への出場権が与えられるため、選手たちにとって非常に重要な意味を持っています。
出場選手は、すでにグランプリ進出を決めた実力者や新鋭たちが揃い、まさに「祭」と「王座戦」の名にふさわしい顔ぶれでした。
特に注目されたのは、2024年のパリ五輪に向けて活動していたナショナルチーム組の選手たちで、彼女たちは競技引退後、ガールズケイリンに専念する決意を新たにして臨んでいました。
佐藤水菜は、10月のUCIトラック世界選手権で金メダルを獲得し「世界女王」となった実力者であり、昨年の競輪祭決勝では2着に終わったものの、年末のガールズグランプリでは優勝を果たしています。
今年も8月の女子オールスター競輪を含む3度の開催で全レース1着を記録しており、彼女の成績は非常に安定しています。
決勝戦では、準決勝でのナショナルチーム組の強力な仕掛けに対抗し、佐藤はロングスパートで1着を確保しましたが、2着の當銘直美の追い込みに対して「1着になったのは奇跡」と振り返るなど、レースの厳しさを感じていたようです。
佐藤は次のガールズグランプリに向けて「もう一度基礎から作り直す」と意気込みを語り、連覇を狙う姿勢を見せています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1191e967adb91b0abd360c0c7b105f7a55d4cfc5