インフルエンザの流行により、治療薬の在庫不足が懸念されており、受験生も感染対策に追われています。
特に東京・中野区の薬局では、インフルエンザ治療薬の供給が滞っており、薬剤師の遠山伊吹さんは「治療薬の入荷がここ3日間ない」と述べています。
製薬会社の中外製薬は、タミフルの出荷を調整するとの通達を医療機関に伝え、同様に沢井製薬のジェネリック医薬品の供給も一時停止となっています。
このような状況は、インフルエンザの急激な流行によるもので、全国の患者報告数は1医療機関あたり64.39人となり、警報基準の30人を大きく上回っています。
特に九州地方では感染者が増加しており、大分県では100人を超える報告がされています。
受験生にとってもこの状況は深刻で、高校3年生や大学4年生は、インフルエンザにかからないように手洗いやうがいを徹底し、体調管理に神経を使っています。
学習塾でも感染拡大を防ぐために体温計を新調し、パーティションを設置するなどの対策を講じており、現在、受験生の約2割がインフルエンザで欠席している状況です。
感染した生徒のために、授業の見逃し配信も行われており、今後の受験に向けて体調を整えることが求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/38a5341203ef870525bcb5b4e23ad9730e0e6ec5
インフルエンザの流行によって治療薬が不足していることが、ネット上で多くのコメントを集めました。
コメントでは、一般ニュースが薬不足を煽る一方で、コクランレビューなどの研究ではタミフルの効果があまり高くないとされていることが指摘されました。
また、一般の人々が薬に対して強い信仰を持っているため、副作用が軽視されがちであるとの意見もありました。
さらに、今年のインフルエンザの感染力が異常で、多くの人が初めて感染したことを報告しており、家庭内感染が非常に広がりやすい状況であることが懸念されていました。
特に、家族の中に一人でも感染者がいると、他の家族も感染する可能性が高いとしています。
マスクの着用が感染防止に必ずしも役立たないという意見もあり、感染対策の難しさが強調されました。
また、栄養ドリンクや自力での治療を試みる人々の姿勢も見受けられましたが、反ワクチンや反マスクの人々が治療薬不足に直面する現実もあるとの指摘がありました。
最後に、製薬会社への供給を求める声や、薬を飲まなくても治るとの楽観的な意見もあり、様々な考え方が交錯していました。
ネットコメントを一部抜粋
一般ニュースでは何故か薬不足等煽り記事ばかりだが、コクランレビューなどではそもそもタミフルはあまり効かないとされている。
今年のインフルの感染力は異常、生まれて30年以上経つのに初感染。
運も実力って云うからね、栄養ドリンクも好いよ。
反ワク反マスクは病院に罹らず自力で治すらしいけどそれでも治療薬不足になるのか。
崩壊している、製薬会社は何をしているのか、しっかり供給して欲しいです。