北朝鮮兵士の戦死証明書が遺族に渡され、秘密保持が求められる中、民衆の間には若者の犠牲に対する憤りが広がっている。
米政府系のラジオ・フリー・アジアによると、遺族は北朝鮮当局からの呼び出しを受け、戦死証明書を受け取る際に、政府支給の物資や手当を得るために秘密保持誓約に署名させられたという。
遺族たちは、家族が「祖国の名誉のため神聖なる戦闘訓練に参加して死亡」したと説明され、戦死の場所や死因については一切明かされないままである。
多くの兵士が特殊部隊に所属していたとされ、遺族はロシアで戦死したことを知りつつも、当局の指示に従わざるを得ない状況に置かれている。
ウクライナ側は、ロシア西部のクルスク州での北朝鮮兵の死傷者数が3000人を超えると指摘し、北朝鮮がロシアからミサイルや核技術、戦闘機を受け取る見返りに派兵していることも報じられている。
このような状況に対し、北朝鮮国内では「外貨を稼ぐために若者が犠牲になっている」との憤りが広がっており、戦争の影響が国民生活に深刻な影を落としていることが浮き彫りになっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/aadddf6ffc11d03fb0d17385fecf15bd2c845cab
コメントの内容は、北朝鮮兵士の戦死証明書や遺族の苦悩に関するものでした。
多くのコメントが、兵士が人質のような立場に置かれ、国際社会や国連の無力感を訴えていました。
家族を守るために戦う兵士たちが、実際には「貿易の品」として扱われているという意見もあり、死亡証明書が唯一の救いになるという切実な思いが見受けられました。
さらに、遺族への補償が不十分であることや、金正恩指導者への不信感が高まっていることも指摘されていました。
コメントの中には、北朝鮮兵士が戦う意義を見いだせず、命令で戦場に送られることが気の毒だという意見もありました。
特に、戦死者が帰ってこないことや、行方不明扱いになることで遺族が手当を受け取れない現実に対する憤りが表現されていました。
また、兵士たちが使い捨てのように扱われている状況に対する同情の声も多く、北朝鮮の体制に対する批判が広がっていました。
こうしたコメントからは、北朝鮮の兵士やその家族に対する深い同情と、国際社会の無力感が浮き彫りになっていました。
ネットコメントを一部抜粋
家族を人質に完全に「貿易の品」になっているのが兵士だと思います。
昔は手厚い保護を受けていた退役軍人でさえその日の食事も満足にとれないレベルの配給しかないみたいだし。
金正恩は最大のミスを犯したと思う。
戦う意義が解らないまま命令で行かされて死ぬのは北朝鮮兵とはいえ気の毒ではある。
人の死が安く扱われている現実がある。