北朝鮮の金正恩がロシアへの兵士派遣を通じて国際的地位を高め、韓国の政治混乱を利用している様子を解説。日本は過度に警戒する必要がないと指摘。
北朝鮮は、ロシアから食料やミサイル技術を得る一方で、韓国の尹錫悦大統領の政治的混乱を利用して、外交の選択肢を広げています。
尹大統領の戒厳令不発という状況は、金正恩にとって好機であり、韓国の政権が与野党どちらに転んでも、北朝鮮への姿勢は軟化する可能性が高いとされています。
金正恩の最大の課題は、自国の保全と権力維持であり、そのためにはアメリカの脅威を排除することが重要です。
2024年にはロシアと連携することでその目標を達成しましたが、2025年にはドナルド・トランプが再登場する可能性があり、米ロ双方と提携できる機会があると考えられています。
ウクライナ停戦の動きを利用し、朝鮮半島の和平ムードを醸成することで、北朝鮮の国際的な存在感を強化し、核保有国としての覇権を握ることが視野に入っています。
日本に対しては、過度な警戒は不要であり、トランプ政権が和平に向けた動きを強めるタイミングを見計らって、拉致問題の解決を図ることが重要であると指摘されています。
金正恩とその妹の与正は、日本に譲歩することで国内からの反発を招くリスクを抱えているため、日本との関係も複雑なものとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f6a15eee844d1888175d95bb4085a3ab7ba34830
コメントでは、金正恩の国際的地位が向上したことにより、核やミサイルを持つ相手との交渉が重要視されるようになったと指摘されました。
特に、中国の軍拡や核保有の増加が影響を与えているとの意見がありました。
また、ウクライナの状況を踏まえ、核やミサイルの必要性を感じる国が増えているという見解もありました。
さらに、北朝鮮の兵士たちが最新の戦争に対応できず、多くが戦死している現状に対する憐れみの声もありました。
日本政府は北朝鮮のミサイル発射に対して冷静に対応しているものの、ロシアの動きには警戒が必要とされました。
北朝鮮の人々の民主化運動への期待や、国民の人権が無視されている現状についても言及され、国際情勢の複雑さが浮き彫りになっていました。
最終的には、日本も核武装の必要性が叫ばれる中で、北朝鮮と韓国の分断が日本の安全保障にメリットをもたらしているとの意見もありました。