モスクワで地下パイプラインが破裂し、55メートルの高さで糞水が噴出。ウクライナのインフルエンサーが動画を拡散し、事故の影響が懸念されています。
この出来事は、交通量の多い交差点付近で起こり、噴出した汚水や瓦礫が周囲の建物や車両、公共スペースに広がりました。
その様子は、ロシアの「テレグラム」チャンネルに投稿され、瞬く間にオンラインで拡散されました。
この動画をシェアしたのは、ウクライナの元内務大臣顧問でインフルエンサーのアントン・ゲラシチェンコで、彼は「これぞ本当の『糞水』ショーだ」とコメントしました。
モスクワ市当局は、この事故が定期的な清掃作業中に発生したと説明しており、ガスプロムは新しいパイプラインセクションの清掃を行っている最中だったと述べています。
清掃作業には「空気くん蒸」による脱臭や除菌が含まれており、現在は状況がコントロールされていると報告されています。
地元当局は、事故による汚染を防ぎ、地域住民の健康への影響を最小限に抑えるために努力しており、清掃員と環境関連機関の職員が現場に残る見込みです。
この事故は、モスクワのインフラに対する不安を引き起こすとともに、ウクライナとの戦争の影響を受けた国際的な注目を集めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/40db33dacc97ab62787379772b7ec6702cd86281
モスクワで発生した糞水噴出事故についてのコメントでは、事故がインフラの老朽化やウクライナ侵略の影響を強く受けていると指摘されていました。
多くの人が、ロシア政府が軍事に資源を集中させているため、社会インフラが疎かになっていると懸念していました。
特に、下水道の問題に関しては、単なる劣化だけでなく、上流側のインフラにも問題があると考えられており、今後も同様の事態が発生する可能性が高いとの意見が多く見られました。
また、戦争によって現役世代の男性が多く亡くなっているため、将来的には労働生産人口が不足することが懸念されていました。
さらに、インフラ整備を怠り、他国への侵略を続けるロシアの現状は、国家としての価値を失っているとする声もありました。
全体として、事故はロシアの社会や経済に深刻な影響を及ぼすものであり、国の再建が急務だという意見が多く寄せられていました。