イーサリアムのOS「ethOS」が新たにweb3スマートフォン「dGEN1」の事前注文を開始。0.2 ETHでNFT発行後、2025年春にデバイスを受け取れる。オンチェーン取引が容易な設計が特徴。
このスマートフォンは、円滑なオンチェーン取引を実現するために設計されており、イーサリアムがOSレベルで統合されていることが特徴だ。
注文者は、レイヤー2ブロックチェーン「Base」上で0.2 ETH（約8万円相当）のNFTを発行することで、2025年春以降にデバイスを受け取ることができる。
また、注文時にはエアドロップとして特典も受け取れる。
dGEN1にはethOS v4.0が搭載されており、イーサリアムやレイヤー2アプリをサポートする分散型アプリケーション（dApp）ストアが備わっている。
これにより、ユーザーは仲介者や不明な手数料を気にせずにオンチェーン取引を行える。
さらに、dGEN1は「イーサOS」専用に設計された初のハードウェアで、信頼できるライトクライアントがデータを検証し、オンチェーンを維持するため、サードパーティのリモートプロシージャコール（RPC）やそのダウンタイムに依存する必要がない。
システムレベルのウォレットが統合されており、アプリを切り替えずにブラウザとウォレットが一体化して動作する。
また、L2のサポートによる高速かつ効率的なトランザクション、統合暗号メッセージング機能、安全な通信、オンボードライトノードによる検証とセキュリティ強化、さらには通知やメタデータを表示するためのセカンダリタッチスクリーンなど、多彩な機能が搭載されている。
ethOSは今年4月にweb3スマートフォン「ethOS phone」の事前注文も行っており、こちらは「Google Pixel 7a」を基盤にしたデバイスで、分散型メッセージングや決済機能を持つOS「ethOS 3.0」を搭載している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e110a84ce0749f713b411ed0fb346f648cf8d166