ファーウェイの三つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT」は、薄さとサイズの変化が魅力の高価格端末。ただし、Googleサービス未対応が課題。
要約するとファーウェイが9月に発表した「HUAWEI Mate XT」は、世界初の三つ折りスマートフォンとして注目を集めています。
この端末は、40万円を超える高価格にもかかわらず、販売開始直後には品薄状態になり、転売価格が100万円を超えることもありました。
実機を試す機会を得た筆者は、普段使用しているフォルダブルスマホ「Galaxy Z Fold6」と比較しながら、その特徴や利便性について詳しく解説しています。
Mate XTの最薄部はわずか3.6mmで、閉じた際の厚みはGalaxy Z Fold6とほとんど変わらない印象を受けました。
三つ折りの特性を活かし、ディスプレイサイズを3パターンに変更できる点が大きな魅力です。
閉じた状態ではスマホサイズ、全開時にはタブレットサイズ、片方だけ折りたたむことで中間サイズとして利用でき、シーンに応じた使い方が可能です。
また、内蔵アプリはサイズに合わせてユーザーインターフェイスが適応し、特に動画視聴時には迫力ある体験を提供します。
しかし、折りたたみの柔軟性が増す一方で、最適な利用形態を選ぶのが難しいという課題もあります。
さらに、カメラ性能もハイエンドモデルに匹敵し、撮影もこなせる実用性がありますが、約300gの重さやGoogleサービスが利用できない点が普及の障壁となっています。
特に、米国の制裁により、中国以外での展開が難しい状況にあり、これが今後の展開に影響を与える可能性が高いと考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d926dc2ce33006fee399a8b6d2c38ebd9b474313