インスタグラムが導入したティーンエイジャー保護の新機能

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インスタグラムがティーンエイジャーを守るために新機能を導入。セクストーション防止策として、メッセージのスクリーンショットを制限し、安全警告を表示する機能を追加。

要約するとインスタグラムは、子どもたちがソーシャルメディアを利用する際の危険性を軽減するために、2023年10月17日に新たな機能を導入しました。

この取り組みは、特に「セクストーション」と呼ばれる性的脅迫からティーンエイジャーを守ることを目的としています。

新機能の一つとして、「消えるメッセージモード」が実装され、ユーザーが送信したダイレクトメッセージやスクリーンショットの画面録画ができなくなる仕組みが導入されました。

これにより、ユーザーがこれらのメッセージをスクリーンショットしようとすると、黒い画面が表示されるため、プライバシーが保護されます。

また、インスタグラムは、ティーンエイジャーが国外にいる可能性のある相手とメッセージをやり取りする際に、安全性に関する警告を表示する機能のテストも行っています。

さらに、怪しい兆候が見られるアカウントは、他のユーザーのフォロワーリストやフォローリストを確認できなくなるように設定されます。

加えて、ヌードがフラグ付けされた画像は、18歳未満のユーザーにはデフォルトでぼかされる仕組みも導入されました。

これらの新機能は、先月発表された「ティーンアカウント」に続くもので、親が子どもが閲覧するコンテンツを制限できる機能も追加されています。

「セクストーション」とは、犯罪者が性的な画像や動画を送らせ、それを利用して金銭やさらなる過激な画像を要求する脅迫行為です。

全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)によると、金銭目的のセクストーションは増加しており、特に10代の少年が狙われるケースが多いとされています。

2021年から2023年にかけて、未成年者に対する金銭目的のセクストーション件数は1万3000件以上に達し、被害者のほとんどが男児であることが報告されています。

これらの新機能は、インスタグラムが子どもたちの安全を守るための重要なステップとなるでしょう。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2c4d45655b95a195893f88e39a82f9b72826db09

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