トッズが新CEOにシャネル出身のジョン・ギャランティックを任命し、LVMH系の投資会社と非公開化を進めている。
要約するとトッズ・グループ(TOD’S GROUP)は、新たにジョン・ギャランティック(John Galantic)を最高経営責任者(CEO)に任命した。
ギャランティックは、シャネル・インク(CHANEL INC.)で社長兼最高執行責任者(COO)を務めていた経歴を持ち、ハーバード大学経営大学院を卒業後、製薬会社スミスクライン・ビーチャムやプロクター・アンド・ギャンブルで重要なポジションを歴任した。
2006年からはシャネルでの業務に従事し、特にECを含むデジタルサービス部門の統括も行っていた。
トッズの創業家出身のディエゴ・デッラ・ヴァッレ会長は会長職に専念し、弟のアンドレア・デッラ・ヴァッレ副会長も引き続き役職を務める。
トッズは、ギャランティック新CEOがラグジュアリー分野での豊富な経験を活かし、ブランド構築において優れた手腕を発揮することを期待している。
さらに、トッズはLVMH系の投資会社と提携し、株式の非公開化を進めている。
具体的には、Lキャタルトンが設立した新会社クラウン・ビッドコーが創業一族との合意に基づいて公開買付を実施し、最終的にクラウン・ビッドコーが27.9%の株式を保有することになった。
これに伴い、トッズはミラノ証券取引所から上場廃止となった。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/29ec75005ecf776d596e25243a0ac89ec0d738d5