マカオのMGMが日本の旅行業界関係者を招いた視察ツアーを実施し、国際旅客誘致を促進。文化交流や観光名所の魅力をアピールする狙い。
これは、マカオ政府が掲げる国際旅客誘致の一環であり、特に日本市場の開拓を目指しています。
このツアーには、旅行代理店のMICE担当者や航空会社、メディア関係者など16人が参加し、MGMが運営するIRに併設されたホテルやMICE施設、カルチャー・エンターテインメント関連施設を見学しました。
参加者は、マカオの世界遺産や観光名所を訪れ、東洋と西洋の文化が融合した独自の魅力を体験しました。
特に、マカオの「ツーリズム+(プラス)」体験を通じて、日本の旅行者やMICE業界に対するアピールが狙いとされています。
ツアーの中で、15日には歓迎ディナーレセプションが開催され、香港とマカオの旅行業界関係者やマカオ政府の担当者が出席しました。
MGMが誇るミシュラン星獲得レストランでの特別ディナーが提供され、業界交流が深まりました。
MGMのヴァイスプレジデントは、マカオが日本を有望な市場と捉え、文化・観光交流を促進する意向を示しました。
また、今後も日本の旅行業界向けの視察ツアーを継続的に企画し、日本人観光客の需要に応えるため、東京や他の都市に営業所を設置する計画も明かされました。
さらに、MGMは2024年に韓国のソウルとプサン向けにも視察ツアーを計画しています。
マカオのインバウンド旅客数は前年から32.7%増加しており、国際旅客誘致の取り組みが進む中、日本からの回復が遅れている状況です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c4914ca4ea13eaa1003a41911b3c74051d0be97b