老舗ランドセルメーカー協和が顧客1万6396人分のクレジットカード情報漏洩を発表。影響を受けた顧客には連絡を行い、不正利用監視を強化中。
この事件により、1万6396名分の顧客情報が漏洩した可能性があるとされています。
漏洩の内容には、クレジットカード情報(カード名義人名、カード番号、有効期限、セキュリティコード)に加え、氏名、電話番号、住所、生年月日、メールアドレス、ショップのログインIDとパスワードが含まれています。
影響を受けた顧客は、2021年3月28日から2024年7月17日の間に同オンラインショップでクレジットカード決済を利用した方々です。
協和は、問題発覚後直ちにカード決済を停止し、第三者調査機関による調査を実施しました。
この調査は2024年8月23日に完了し、協和は7月23日に個人情報保護委員会に報告を行っています。
影響を受けた顧客には、電子メールまたは書状で個別に連絡を取り、クレジットカード会社と連携して不正利用の監視を続けているとのことです。
また、カード再発行の手数料については協和が負担することを表明しています。
協和は1948年に設立され、関東最大のランドセルメーカーの一つとして知られ、1967年には業界初の人工皮革「クラリーノ」を採用したことで名を馳せています。
自社ブランド「ふわりぃ」の立ち上げは2007年で、長い歴史を持つ企業として顧客の信頼を大切にしていますが、今回の情報漏洩事件はその信頼を揺るがす事態となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a3c94e87514b46f066a8bfb529fdcca99dfcbe62
協和の顧客情報漏洩事件に関するコメントには、顧客の不安や不満が多く寄せられていました。
多くの人が、流出した情報には名前や住所、パスワード、クレジットカードのセキュリティコードまで含まれており、その重要性を理解していない企業の対応に驚いていました。
また、問い合わせを行った際にアルバイトらしき人が謝罪するだけで、具体的な回答が得られなかったことに対する不満もありました。
権限のある担当者と話すことができず、何のための窓口なのか疑問を持つ声もありました。
さらに、謝罪文が過去の別の事件のものをコピーしたものであったことも指摘され、企業の誠意が感じられないとの意見もありました。
特に、子ども用のランドセルを購入した顧客は、その商品に対する思い出が悪化してしまったことを悲しんでいました。
情報漏洩の影響で、カード会社から連絡があったという声もあり、カードの使用が一時的にできなくなることに対する不安が広がっていました。
全体的に、顧客は企業の情報管理の重要性を再認識し、今後の対応に対する期待と不安を抱いていました。